歯からウロコ その4 詰め物、かぶせ物をした後は必ずかみ合わせチェックを
毎日うっとおしい日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか詰め物、かぶせ物はセメントという接着剤で歯に取り付けます。
取り付ける前にかみ合わせの調整をしていきます。
ちょうどかみ合わせがあったところで、セメントで取り付けるのですが、
そのセメントには、被膜厚さという厚みがあるのです。
その厚さとは、約30ミクロン以下といわれています。
従いまして、セメントで付けた後の詰め物やかぶせ物は、、
約30ミクロンぐらい高くなっていることになります。
しかし実際には、セメントの厚みの分だけ詰め物やかぶせ物の内面をすかせて
作られているのです。
ですから接着した後には、あまりかみ合わせが変化することがないのです。
こんな細かい細工をして作られているなんて、思いもよらないと思います。
ただただ技工士さんには敬服するばかりです。
そのような配慮がされていても多少の高さの変化が出ることがあります。
詰め物やかぶせ物を接着したあとに、違和感があるときには
遠慮なく、歯科医師に伝え、調整してもらってください。
そのままにしていると、歯がしみたり、かみ合わせのずれがおこり、
その他の歯にも影響が出ることもあります。
かみ合わせを整えて、歯にも、からだにも健康な毎日を
2014年07月07日 00:28