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歯からウロコその3 歯周病対策は歯間ブラシとフロスで決まり!

三月に入りましたが、雪の予報に驚いているこの頃です。
今回は、歯周病予防のお話です。
最近テレビのCM、健康情報番組などで、歯周病について取り上げることが多くなっています。
糖尿病など全身との関係が明らかになってきているので、気になる方が増えているからだと思います。

まず、歯周病の最大の対策は歯みがきです。とりわけ、歯とハグキの境目の歯みがきが大切です
基本的な考え方として、「その日についた汚れは、その日のうちにすべて取り除く」ということです。

多くの方は、最低一日1、2回は歯ブラシで歯みがきをされていると思います。
しかし、歯ブラシだけで、歯のすみずみまで汚れを取ることができるでしょうか。
どんなに歯みがきの上手な人でも、十分にみがけない部分があります。
それは、歯と歯の間です。

ここは、歯ブラシの毛先が物理的に入っていかない部分なのです。
したがって、歯ブラシ以外の道具を使わないといけないことになります。
具体的には、歯間ブラシ(細い針金にブラシがついたもの)やデンタルフロス(糸ようじ)が代表的な道具です。

患者さんにお聞きすると、「たまに物が詰まった時だけ使う」という方が割といらっしゃいます。
「その日についた汚れは、その日のうちにすべて取り除く」という観点からすると、
少なくとも一日1回は、必ず歯間ブラシやデンタルフロスを行わなくてはいけないことになります。

今や歯周病は、成人のほとんどの方がかかっている国民病となっています。
その裏側では、歯間ブラシやデンタルフロスの普及が今ひとつということがあるのではないかと思います。

歯間ブラシやデンタルフロスはついつい補助的なおまけみたいなものと考えてしまいますが、歯周病の観点からすると、歯ブラシと同じくらい大切なものといえると思います。

歯周病予防の第一歩は、歯間ブラシやデンタルフロスの使用です
おうちにある方は、まず今日から使ってみてください。
食後に念入りにハブラシで歯みがきをした後、歯間ブラシやデンタルフロスを使ってみると、歯と歯の間から、割と大きな食べかすが出てきます。
やはり歯ブラシだけではすべて取れないんだということを実感していただけると思います。

まだ使ったことがない方は、ぜひ適切な使い方を、歯科医師、歯科衛生士にお聞きになってください。
2014年03月02日 23:13
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